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エンディングノートに最低限書くべき6つの項目|具体的な書き方も解説
2025.12.2



エンディングノートは、自分の意思を整理し、家族が困らないように備えるといった目的で使用するものです。しかし、項目の多さに対して「どの項目を書けばよいのか」と迷う方は少なくありません。若い人であれば、「そもそも書いていいのか」とためらう方もいるのではないでしょうか。
本記事では、エンディングノートに必須とされる項目について、若い人向けの工夫や作成方法も含めて解説します。
エンディングノートに最低限書くべき6つの項目
エンディングノートに書く内容は、いざ向き合うと「どこから始めればよいのか」と迷いやすいものです。体調の変化や入院などで自分の意思を伝えにくくなる場面では、基本情報のみであってもまとめておくと、自分自身が落ち着いて判断できる状況を作れます。
また、家族や友人が手続きを進める際の負担を軽くすることにもつながりますます。ここでは、エンディングノートに最低限書くべき7つの項目をみていきましょう。
氏名・本籍・個人情報など本人の基本データ
自分の基本的な情報を整理しておくと、必要な場面で家族や友人が手続きを進めやすくなります。例えば、以下のような情報を記録しておきましょう。
氏名
生年月日
現住所
本籍地
血液型
マイナンバー
パスポート・免許証などの情報・保管場所
エンディングノートの記述内容に合わせて、本人確認書類のように普段使わないものでもどこか一ヶ所にまとめておくと、必要なときに家族や友人が迷わず手続きを進められます。
緊急時に連絡が必要となる相手の情報
急な体調不良や入院では、家族や友人が状況を把握したうえで関係先に、連絡を取らなければなりません。そのため、連絡が必要になる相手の情報をまとめておくと、関係者がスムーズにうごきやすくなります。
エンディングノートには、親族や友人だけでなく、かかりつけ医、介護サービスを利用している場合はケアマネジャーや介護施設の連絡先も記載しましょう。また、勤務先の担当部署や緊急時の連絡窓口を記録しておけば、仕事に関 する調整が必要になった場合でも速やかに対応できます。
周囲の負担軽減のためにも、連絡先の一覧は電話番号だけでなく、受付時間や担当者名を書いておくとよいでしょう。
医療・介護に関する希望
医療や介護に関する情報は、体調に変化が生じた際に家族や医療関係者が状況を把握するために欠かせません。エンディングノートに記載する場合は、以下の情報を整理しておくとよいでしょう。とくに、薬の内容は品名や服用時間をまとめて記録すると、緊急時でも確認しやすいといえます。
・常用薬の名前や服用量・持病、アレルギー・ かかりつけの病院の名称・所在地・連絡先
医療面では、延命治療を受けたいかどうか、臓器提供の意思があるかどうかも記載しましょう。例えば、介護が必要になった場面に備えて、在宅介護を望むのか、施設を希望するのかといった考え方もまとめておくと、家族が状況に沿った対応を進めやすくなります。
財産・相続財産を把握できる資産リスト
財産や相続に関わる情報は、数が多いほど把握に時間がかかり、家族が戸惑いやすい分野です。例えば、以下のような情報はエンディングノートに一覧でまとめておきましょう。
銀行口座
不動産
保険契約
有価証券
ローン残高
口座については銀行名や支店名に加えて、普段使用している口座と使用していない口座 を分けて記載すると、手続きの優先度が分かりやすくなります。
不動産がある場合は、所在地や名義、評価額の分かる書類をそろえると相続に関わる手続きが円滑に進むでしょう。保険契約に加入している場合は、保険会社名や証券番号に加えて、受取人の情報も明記します。
重要書類は、通帳や証書だけではなく、オンライン明細や電子データのログイン方法も含めて整理しておきましょう。
デジタル資産のログイン情報のヒント
エンディングノートに、オンラインで利用している資産やサービスについても記録しておくと、家族や友人が 状況を把握しやすくなります。例えば、インターネット銀行や証券口座、SNSやサブスクなど各種サービスへのログイン情報を記録しておきましょう。
ただし、あくまでヒントにとどめておき、パスワードや暗証番号をそのまま記載しないようにしましょう。仮に、ノートが紛失・盗難に遭ったり、悪意ある第三者に見られたりした場合、預金の不正引出しやSNSへの不正アクセスにつながるためです。
また、相続の手続きではサービスの暗証番号を知らなくても進められるため、エンディングノートには番号を書かず、必要なサービス名や手順だけを記録する方法を推奨します。
デジタル遺品について詳しく知りたい方はこちらから。
SNS、サブスク、ネット銀行… 死後にデジタル資産を放置しないための現実的ガイド
葬儀・斎場・納骨の希望
エンディングノートに、葬儀の形式や希望する葬儀社、遺影写真、納骨先などを決まっている範囲で書き残しておきましょう。内容を決めることに不安がある場合はまだ決まっていなければ、信頼できる友人や専門家と相談しながら書き進めていくのがよいでしょう。理想です。
誰かと話すことで自分の考えが整理され、書き残す内容も決めやすくなります。
安心できるエンディン グノートの書き方
エンディングノートを書こうと考えたとき、「どのように進めればよいのか」戸惑う方も多いのではないでしょうか。しかし、順序を決めて取り組めば少しずつ形にすることが可能です。
読み手となる人が理解しやすい形にまとめたうえで、生活の状況に合わせて見直しや書き足しができます。ここでは、初めて取り組む場面でも進めやすい書き方の流れをみていきましょう。
進めやすい項目から書き進める
エンディングノートは進めやすい項目から書き始めましょう。その理由としては、定期的に見直す前提の記録であるため、負担の少ない部分を先に埋めておくと気持ちの整理が進みやすくなるためです。例えば、介護や医療に関する考えが既に固まっている場合は、その内容だけ先に記入する方法もあります。緊急連絡先や財産に関する情報の整理の方が取り組みやすい場合も書きやすい項目から取り組むことで、自然に全体の流れがつかめます。
取り組みやすい部分から始めれば、負担が和らぎ、時間を置いて別項目を書き足す際にも迷いにくくなります。
目的を明確にして情報整理の負担を軽減する
エンディングノートを書く際は、最初に「何を残したいか」といった目的から決めておくと情報整理が しやすくなります。例えば、医療方針を伝えたいのか、契約や財産の状況を分かりやすくしておきたいのかで、整理すべき項目の優先度が変わるためです。
銀行や保険、不動産などの情報は「名前」「契約番号」「保管場所」「問い合わせ先」のようにフォーマットを決めて記入すると更新しやすくなります。仮に、書きたい内容が多い場合は付箋で仮メモを残し、後でまとめると負担が軽減されるでしょう。
また、電子データ化して保管する方法を併用すれば、紛失の心配がなくなり、管理の負担も軽減できます。
市販ノートと手作りノートから選ぶ
エンディングノートは、市販ノートと手作りノートのどちらを選んでも問題ありません。内容を幅広く書きたいという場合は、市販ノートを選びましょう。
項目があらかじめ整っているため、進めやすく、書き忘れの不安も少なくなります。自由度は限定されるものの、初めて取り組む人にとっては全体像が把握しやすい点がメリットといえます。
一方、自分の状況に合わせて項目を調整したい場合は、手作りを選ぶとよいでしょう。必要な内容を先にリスト化できるため、優先度に合わせてページを割り振れ、書き進めやすくなります。
デジタルに慣れている場合は、ExcelやNotionに記録しておく方法もあるため、変更が多い人や更新頻度が高い人に向いています。自分の書きやすさに合わせて、続けやすい方法を選びましょう。
メッセージ欄に子供や家族への思いを書く
メッセージ欄は心からの言葉を残す場です。形式張らず自分の言葉で感謝や思い出を伝えましょう。短文でもよいので、後悔のないように気持ちを率直に書いてみることをおすすめします。絵や写真を添えると温かみが増します。
ただし、プライバシーも考慮し、他人に見せられる範囲を意識することが大切です。これらを踏まえたうえで「感謝の気持ち」「伝えたい価値観」を残すことで、残された信頼できる人々の心の支えとなります。
項目 | 理由 |
銀行口座やカードの暗証番号 | ・紛失や盗難時に不正利用される危険があるため |
ネットバンキングやSNSの暗証番号 | ・情報漏えいのリスクが非常に高いため ・ヒントや保管場所のみ記載するのが望ましい |
相続分配を確定的に書くこと | ・法的効力がない ・相続人間の争いを招く可能性がある |
個人的な中傷や感情的表現 | ・他人間で不和につながる恐れがある |
過度なプライバシー暴露 | ・他人との関係悪化や予期せぬトラブルの原因となる |
遺言書に記載すべき内容 | ・エンディングノートに書いても無効 ・必ず遺言書で対応する必要がある |
エンディングノートに記載すべきではない事項
エンディングノートには、多くの情報を書き留められます。しかし、なかには記載を避けた方が良い情報もあります。
以下のような内容は、紛失時のリスクや誤解を招く可能性があるため、エンディ ングノートでは扱わないようにしましょう。
エンディングノートは、医療や介護に関する希望や日常的な記録、連絡してほしい相手などをまとめるための記録です。しかし、すべての情報を書き込めば良いわけではなく、記載を避けた方が良い内容もあります。
とくに、暗証番号やパスワードのように紛失時のリスクが大きい情報は、ノートに直接記さず、保管場所や管理方法だけを残しましょう。
また、財産分割が必要な事項は遺言書で対応し、エンディングノートは信頼できる人々への希望や思いを記す補助的な役割として活用しましょう。
遺言書のできることや種類を詳しく知りたいはこちらから。
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