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(体験談)金融庁のライフプランシミュレーターを使って老後の収支をシミュレーションしてみた①

2026.03.06

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「わたしの備え帖」の体験談記事では、将来に関して気になる「お金・住まい・もしもの備え・親の介護や相続」などのテーマについて、会員の方などから、リアルな体験談をお話しいただきます。

同じような状況の方のリアルな悩みに共感したり、先輩の生の体験談を参考にしたりして、ぜひ「今後の備え」にお役立てください。



今回は、「わたしの備え帖」会員の咲子さん(仮名)に、金融庁のライフプランシミュレーターを使っていただいた感想をインタビューします。


<解説>

金融庁のサイトには無料で使える「ライフプランシミュレーター」が掲載されています。

・年齢・収入・貯蓄・年金受給額などを入力すると、老後の家計収支をグラフで確認できる便利なツールです。

・老後資金のシミュレーションの仕方については以下の記事も参考にしてください。

「資金シミュレーションのやり方 ~夫婦・おひとりさま~」


金融庁のライフプランシミュレーター
金融庁のライフプランシミュレーター



金融庁のライフプランシミュレーターを使ってみていかがでしたか。


いままでファイナンシャルプランニングとかも特に受けたことなく、本当にはじめてこういうのを触ったのですが、思ったよりも簡単でした。

家計簿とかはしっかりつけている方なので、年間の支出内訳とか細かい数字が必要になるかな、といろいろ準備していたのですが、ほとんど必要なかったので拍子抜けしたくらい。

年金の額なども正確にわからなくても、働いている期間で自動的にシミュレーションしてくれるので、大丈夫でした。




シミュレーション結果はいかがでしたか?差支えない範囲で教えてください。


正直、今は住宅ローンや子供の教育費で毎月カツカツなんですが・・・笑、旦那の退職金も含めて考えると、65歳以降はほとんど貯金を取り崩さなくてもよいので、100歳まで生きてもずいぶん資金的には余裕がある結果になりました。

ただ、老後の年金収入が年間250万円くらいある前提になっているので、本当にこんなにもらえるのかな?という点が気になります。



シミュレーションをやってみて良かった、と思う点はどんなところでしょう?


家計簿はつけて毎月の収支は管理しているので、大体のお金の流れはわかっていたはずですが、ちゃんとグラフにされてみると新たな発見がいくつもありますね。

支出について棒グラフで色分けされているのですが、住居費と教育費が占める割合がこんなに大きいんだな、と改めて気づかされました。


<解説>

ライフプランシミュレーターでは、現在の年齢や収入、勤続年数や家族構成など、10~20の質問を埋めるだけで、100歳までのお金の流れをシミュレーションできます。

咲子さんのライフプランシミュレーション結果
咲子さんのライフプランシミュレーション結果

他にもなにか発見がありましたか?


あとは、貯蓄のピークがどのあたりでくるか、ひとめでわかるところがいいですね。

うちは、今の貯金が1千万円くらい、夫の退職金が2千万円くらい、という前提で計算しましたが、特に運用をしなくても、65歳で貯蓄額が最大になり、そこからほとんど取り崩しをしなくてよいシミュレーションになりました。

それであれば、子供の教育費用がかかる50代の間にもう少し貯金を取り崩したり、家のローンの繰り上げ返済をしたりして、先に家計にゆとりをもたせるのもありかな、とか。今後の方向性を考えるきっかけになります。




シミュレーションをやりながら、わかりにくかったところや難しかったところはありましたか?


入力自体はとても簡単ですが、やはり簡易シミュレーションなので、ちゃんとシミュレーションしたければ、もう少し前提や数値をしっかり確認しないといけないですね。

特に、さきほどもお話しましたが、年金収入が年間250万円くらいになっているので、本当にこんなにもらえるのかな、という点が気になりました。

夫の年金や退職金の額も確認しなければいけませんし、逆に、私は今でこそパートで扶養に入っていますが、子供が産まれる前までは厚生年金に入っていたので、その分はもらえるはずだよな、とか。


<解説>

・年金の受取額については、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で具体的な数値が確認できます。

・ねんきん定期便の見方やねんきんネットの使い方については、以下の記事をご覧ください。

「年金毎月いくらもらえる?「ねんきん定期便」の見方ガイド」

「「ねんきんネット」とは?登録方法、使い方とそのメリット」


パートナーがいる方は、パートナーの退職金や年金の額を確認するのはもちろんのこと、老後のライフスタイルについてもお互いの意見を聞いておく必要がありますね。


そうですね。

夫とは全くそんな話したことなくて。「どこか旅行行きたい」みたいな話になったときに、「老後の楽しみにとっておくか」と言うくらいですね。(笑)

住宅ローンも65歳で返済完了予定だけれど、一戸建てなのでずっと住み続けられるのか、とか、話しておいたほうがいいですよね。

年金や退職金いくらくらいになるのか、なんとなく聞きづらくて、そのままにしてきましたが、大事なことだし、ちゃんと聞いておいた方がいいですね。




シミュレーションをやってみて、老後の資金管理について自分なりの課題を感じたのはどのような点でしょうか?


収支管理でいうと、住居費がやはり大きな比重を占めているのがわかったので、この部分は、もう少ししっかり調べて、より正確にシミュレーションしたいですね。

今は住宅ローン返済以外の住居費はあまりかからない前提ですが、戸建てなので、長期的にはもっと修繕費が必要になると思います。

あとは、住宅ローンを変動金利で借りているので、返済が将来どうなるか、とか、今のうちに繰り上げ返済をした方がよいのか、とか・・・ほかの生活費は結構がんばって節約していますが、住居費のインパクトが大きいので、ここはしっかり管理してコントロールしないといけないな、と感じました。



咲子さんは家計管理かなりしっかりやられている印象を受けましたが、それでもシミュレーションしてみるといろいろな発見があるんですね。


はい。毎月の家計簿はしっかりつけている自信があったんですが、長期間の収支や貯金とかの資産まで含めて考えると、またちょっと視点が変わりますね。

ちまちま節約してるだけじゃなくて、長期的な住居費とか、今ある1千万の貯金の生かし方とか、そういうのを考えるのも大事だな、と。

夫と話し合いもなんとなくしづらかったんですが、実際のシミュレーション結果を見ながらだと具体的な話ができそうなので、これをネタに一度話し合いをしてみようかな、と思います。





インタビューを終えて


毎月家計簿アプリで収支管理をきちんとしている、という咲子さん。

こういったシミュレーションをやるのは初めて、ということでしたが、全く問題なく使いこなせていたようで、さすがです!

毎月の収支はしっかり管理できていても、長い期間でみて貯蓄や資金がどうなるのか、という点は、自分ひとりでは整理が難しいものですね。

金融庁のシミュレーションツールは簡易版ですが、自分の状況や課題を整理するのにも役立ちそうです。

老後の生活費や医療費などについてもっと知りたい、自分の年金額を把握したい、という方は、以下の記事も参考にしていただくと、より正確なシミュレーションができます。

「年金はいくらもらえる?調べ方と平均額・年収別シミュレーション」

「老後の医療費や介護費用はいくらかかる?月平均や総額をシミュレーション」

「老後に必要なお金はいくら?生活費・医療・住まいなどの月額内訳」

このタイプの人におすすめの備え

老後のお金がいくら必要か知る

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